2009年10月20日火曜日

メインテナンス

治療後メインテナンス
〜組織付着療法後メインテナンス〜

組織付着療法とは?
出来るだけ組織を温存して、ポケット内に露出していた根面には長い上皮性付着を作ってプロービング値を減少させるもの。

〜治癒形態〜
典型的な術式は「改良型ウイッドマンフラップ」
出来るだけ歯肉を残してフラップを開け、根面デブライドメント後、根面の上に重ねるようにフラップを戻す術式。
フラップを元に戻す事により、フラップ断面の上皮細胞は根面とフラップの間に侵入していき、結合組織性付着の最歯冠でストップする。その過程で上皮と根面の間に上皮性付着が獲得される。


深いポケットが長い上皮性付着に変換される治療法。

参考文献)メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著