2009年10月7日水曜日

メインテナンス

非外科療法後メインテナンスのセルフケアのポイント

シャローサルカスで治癒している場合
根面が露出している場合が多い
・アンダーブラッシング→歯肉炎、根面カリエス
・オーバーブラッシング→知覚過敏

ディープサルカスで治癒している場合
繊維性の歯肉のため、歯肉退縮は起こりにくい。ただし、歯肉が厚いので、歯肉辺縁の位置は不安定のため長期的には歯肉退縮のリスクがある。
・アンダーブラッシング→付着の喪失
・オーバーブラッシング→歯肉退縮

参考文献) メンテ・ザ・ペリオ 山本浩正 著

患者さん自身でプラークコントロールがしっかり出来ている事は理想的ですが、ここはオーバーブラッシングにここはアンダーブラッシングに注意してください。とあまり細かく指導しすぎると歯ブラシ自体がいやになってしまっては本末転倒です。
メインテナンスで維持していくことのできるところまでほどよく指導する事を心がけています。