2009年10月5日月曜日

メインテナンス

治療後メインテナンス
〜非外科療法後メインテナンス〜

非外科治療とは??
メスで切らなければ非外科療法と解釈される。
キュレットも外科器具の1つだが、根面だけをデブライドメントしている場合は非外科療法と考える。よってSRPを主体とした治療も非外科療法。
歯周病患者さんの中で、一番多い治療法。
*外科療法は最大の効果を得ようと考えると、適応症が限られる。
適応から外れた症例に対して行うと妥協的な外科であったり、デメリットが大きかったりする。
外科と非外科の境界領域の症例であれば、まず、非外科療法で対応し、問題が出てくるようなら外科療法に移行する手段がとられる。


参考文献)メンテ・ザ・ペリオ 山本浩正 著


外科療法はあまり患者さん受けがいいものとは言えません。外科療法はやりたくないが、SRPなら…とおっしゃる患者さんもいらっしゃいます。
歯周ポケットが深くなると、難しくはなりますが、ポケットが残らないようにSRPを行いたいものです。
もちろん適応症の場合は外科療法を行うのが良いと考えています。