2009年9月18日金曜日

メインテナンス

メインテナンスに来られている患者さんのカリエスリスクを低く維持するための注意点

攻撃因子を弱く、防御因子を強くする
そのためには…問診が重要
①生活のリズムが変わるような事はなかったか
②口腔清掃や飲食で変わった事はなかったか
③持病のお持ちの患者さんであれば病気の具合、投薬の種類や量を確認

最初の問診で自然な会話の流れからひろい、攻撃因子が強くなったり、防御因子が弱くなっていることが疑われている場合はそれに応じた対策を講じて行く。


フッ化物の応用
メインテナンスプログラムの最後はフッ素で締めくくる。
最もカリエスリスクの高い根面を守るために、ゲル状のフッ素をロック式のシリンジを用いて根面に塗布する。4分ほど放置し、その後出来るだけ丁寧にフッ素を拭き取り、30分くらいはうがいや飲食をしないように指示する。

参考文献)メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著