2009年9月9日水曜日

メインテナンス

歯肉縁上と歯肉縁下のバイオフィルム破壊の相違点

歯肉縁上バイオフィルムは、ある程度患者さんの日頃のセルフケアで低いレベルに維持する事が出来る。

歯肉縁下はほとんどのセルフケアがグッズが届かないことが大きな問題。
歯肉縁下はプロの領域。いかに効率よく、効果的に破壊していくかを念頭におく。
メインテナンス時は痛みをともなわず快適に行うように配慮する。

器具も到達性が悪いので、到達性の良いチップを使った超音波スケーラーのパワーを抑えて、十分な注水下でバイオフィルムを破壊していく。
強いパワー→根面を傷つけたり、痛みの原因になる。
十分な注水がない→破壊した細菌バイオフィルムが洗い流されない。


参考文献) メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著