2009年9月16日水曜日

メインテナンス

カリエスリスクの捉え方
カリエスを作る側(攻撃因子)と守る側(防御因子)に分けて考える。

攻撃因子
・主犯格は虫歯菌(う蝕原性細菌)
虫歯菌の量が多い、歯面への付着能が強い、酸を出す力が強い。
・シュガーコントロール
飲食内容、飲食回数

防御因子→虫歯菌の出す酸から歯を守るもの
・唾液
カリエス予防で最も大切な機能は緩衝能
虫歯菌の出す酸が多くなると、唾液中の重炭酸イオンが結合されることで除去される。
刺激唾液は安静時唾液に比べ、量が6倍、唾液緩衝能が30倍と言われている。
そのため唾液の少ない人は重炭酸イオンも少なく、カリエスリスクが高くなる。
・フッ素
再石灰化を促進し、歯質を強化して、虫歯菌を抑制する


参考文献)  メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著