2009年8月19日水曜日

ホワイトニング

ホワイトニングのメカニズム

①ホワイトニングの主成分である過酸化水素や過酸化尿素は一定温度になると、酸素と水に分解し、分解時に発生する酸素がエナメル質の色素と結びつき歯の色素を無色透明にする。

②ホワイトニング剤から発生した酸素は、エナメル質表層のエナメル小柱の構造を角状から球に変化させる作用があり、球状となったエナメル質表面に光が反射して、曇りガラスのようなマスキング効果を得て、白く見せる。

オフィスホワイトニング
歯科医院内で行う方法で、歯面に薬剤を塗布し、可視光線を照射する事によって、ホワイトニング効果を得る。
(メリット)
・一回である程度白さを得られる
・自分で行う手間がなし
(デメリット)
色の後戻りが早い
・何度かの通院が

ホームホワイトニング
患者さん自身が自宅で行う方法で、歯科医院で患者さん専用のマウスピースを作成し、マウスピースの中に薬剤を入れて行う方法
(メリット)
・思い通りの白さになるまで続ける事が出来る
・色の後戻りがしにくい
・自宅で手軽にホワイトニングを行う事が出来る
・オフィスホワイトニングよりも低価格
(デメリット)
・白くなるまでに多少時間がかかる
・患者さん自身で行うので手間がかかる

アメリカでは歯科医院に通院せずに出来る手軽さや、思い通りの白さにでき、効果が長持ちする事から9割以上の人がホームホワイトニングを希望する。