2009年8月18日火曜日

メインテナンス

動的治療とメインテナンスのブラッシングの違い

動的治療
悪いところを改善する指導がメイン
細菌バイオフィルムが残っていて炎症が起きているところを中心に行うので、患者さんはブラッシングの効果がわかりやすく、モチベーションが高まりやすい

メインテナンス
悪くならないよう現状を維持していくためのブラッシング
磨き足りない事による炎症を防ぎ、歯肉退縮も防ぐ
歯肉が良くなっているという感覚はないので、モチベーションを維持する事が難しい
指導前のブラッシングに戻ってしまったり、ブラッシングに熱心な患者さんはいつの間にか磨きすぎによる歯肉が退縮し知覚過敏を起こしてしまう事がある


動的治療とメインテナンスでは、ブラッシング指導に差が出てくる事に留意する

参考文献)メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著