2009年8月31日月曜日

TEKコンテスト




技工士さんとのTEK(仮歯)コンテストに参加しました。


優勝作品です。フラッシュをつけて写真を撮ってしまったため、全然見えません・・・

片付けています。

どのTEKもすばらしく、自分が入れられたら、本物だと思って通院をやめてしまいそうなくらいでした。
技工士さんの筆の使い方などはすごいです。

同じ歯科医療従事者ですが、院内ラボではないと、残念ながらなかなか技工士さんとの接点はありません。

技工に関しては、知らない事だらけです…まだまだ勉強が足りません。




ちなみに私の作品です。自分ではまぁまぁ上出来かなと思っています。




2009年8月27日木曜日

メインテナンス

根面デブライドメント

根面デブライドメントとは??
根面への付着物や変化を起こした根面そのものをきれいにしていく、広い意味の言葉。
スケーリングやルートプレーニング、細菌バイオフィルムを除去していく操作も含まれる。
根面に対する機械的アプローチ全般。

動的治療におけるデブライドメントとは??
根面に入り込んだ歯石とバイオフィルムの除去を行うSRPが中心になる。
良くなる事を目標とした動的治療では、ブラッシングと同じく徹底して悪いものを排除していこうという考え、アンダーデブライドメントとにならないようにするという考えの元に行う。

2009年8月26日水曜日

メインテナンス

歯磨剤の有効利用

発砲剤の多く入った歯磨剤を使うと長く磨けず、十分にブラッシングが出来なくなってしまう。
泡立つのが良くなければ、発砲剤の少ない製品を選んだり、2回法にするなどして解決できる。


歯磨剤に抗菌成分は含まれているが、バイオフィルムは機械的に除去するのが有効。歯磨剤でさいきんが減るわけではない。
発泡剤の入っていないクロルヘキシジン配合の歯磨剤の併用は細菌の減少につながるが、歯肉縁上だけの話でポケット内にはほとんど影響できない。 

なぜ歯磨剤を使うのか??
歯周病患者さんが歯磨剤を使う時の注目成分はフッ素です。
歯周病患者さんは根面カリエス予備軍。その予防として、有効利用する。

歯磨剤を使ったカリエス予防の方法をtoothpaste technique(TPT)という。

TPTのポイント
・1000ppmFに近い濃度の歯磨剤を選ぶ。
・フッ化物の種類にこだわる必要はない。
・1回に使用する歯磨剤の量は最低0.5グラム。
・口腔内全体に歯磨剤を行き渡らせる。
・うがいに使う水の量は出来るだけ少なくする。
・うがいの回数も出来るだけ少なくする。
・TPT後は飲食を避ける。
・できれば毎食後行い、就寝前は必須。

TPTによるカリエス予防効果は、3年間のデータで、大体20〜30%。
院内でのフッ素塗布の半分の効果だが、プラスアルファの効果としては十分。

参考文献) メンテ・ザ・ペリオ 山本浩正 著







メインテナンス

アンダーブラッシングとオーバーブラッシングの患者別傾向

頬側アンダーブラッシング、舌側オーバーブラッシング
→頬側はあちこちで歯肉退縮が起こり、プロービングによる出血は少ないが、舌側は歯肉退縮は起こっていないが、プロービングによる出血がかなりある状態。
初診の患者さんに多い傾向だが、メインテナンス時に昔の習慣が出た時に見られる。

アンダーブラッシングとオーバーブラッシングの部位別傾向
→患者さんの癖が大きく影響する。左側がオーバーブラッシング、右側がアンダーブラッシングはよく見られる。歯列不正の患者さんも特徴が出やすい。


ブラッシングのポイントをアンダーとオーバーに分けて捉える事も大切!!

参考文献)  メンテ・ザ・ペリオ  山本 浩正 著



2009年8月24日月曜日

メインテナンス

メインテナンス患者さんがオーバーブラッシングになった時の弊害

・歯肉が傷つき、歯肉退縮をおこす。
・すでに歯肉退縮を起こしている部位では根面が削れてしまい楔状欠損や知覚過敏が起きる。

ブラッシングに熱心な場合、しみる症状が出る場合、ブラッシングが足りないと思ってさらに過剰にブラッシングをしてしまう事があるので注意!!

動的治療のときと同じようにブラッシングを『がんばれ』と指導すると患者さんは『がんばれ』を『強く磨け』や『長い時間磨け』という言葉に変換してしまうので注意!!


参考文献) メンテ・ザ・ペリオ 山本浩正 著


2009年8月21日金曜日

メインテナンス

メインテナンス患者さんがアンダーブラッシングになったときのの弊害

〜カリエス〜
メインテナンス患者は多かれ少なかれ根面が露出している事が多い
(根面の特徴)
・細菌がつきやすい→表面が粗造
・細菌を除去しにくい→陥凹部や根分岐部病変などの解剖学的形態のため
・エナメル質にくらべ酸で溶けやすい
   カリエス要注意部位!!!

服薬による、唾液の減少や生活習慣の変化による口腔清掃習慣の変化などもリスク上昇の変化なので注意する!!

歯周病患者さんは根面カリエス予備軍
フッ化物の応用、食生活の改善、唾液量アップの努力を心がける。

〜歯周病の再発、進行〜
・歯周病菌が新たに歯肉溝に入り込んでいく可能性
・炎症が起こる事による歯肉溝滲出液中に歯周病菌の食糧が増える
・ポケットが深くなる事による嫌気的環境が整う

深いポケットが残っている場合バイオフィルムを除去しても時間とともに細菌は後戻りするが、患者さんのブラッシングにより後戻りの期間は変わってくる。
プラークコントロールの良好な場合→数ヶ月
プラークコントロールの不良な場合→数週間


参考文献)メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著






2009年8月20日木曜日

メインテナンス

オーバーブラッシングとアンダーブラッシング

アンダーブラッシング
ブラッシングが不足して、磨き残しのある状態。動的治療に多い状態。
(兆候)
・歯肉縁上プラークが残存している
・歯肉が発赤、腫脹している
・プロービングで出血する
・ブラッシングで出血する
・ブラッシングの時間が短い
・歯ブラシを長期交換していない

オーバーブラッシング
ブラッシングが過剰になっていて磨き過ぎの状態。メインテナンス時によく見られる。
(兆候)
・縁上プラークがほとんど認められない
・歯面がピカピカである
・歯肉に炎症の兆候が認められない
・プロービングでほとんど出血しない
・ブラッシングの時間が長い
・硬い歯ブラシを使用している
・歯肉退縮や知覚過敏、楔状欠損などを認める
・歯ブラシの毛が短期間で開いてくる


ブラッシング指導をするときには、アンダーブラッシングとオーバーブラッシングの両方に注意しながらバランスのとれたブラッシングが要求される。
歯も骨もなくさないように適正なブラッシングを維持する事は並大抵の事ではない。
動的治療と違ってモチベーションの維持も難しい。

動的治療と同じブラッシング指導をしてしまうと、どんどんオーバーブラッシングになってしまう可能性が高くなる。

メインテナンスに通っているにもかかわらず、悪くなっていくというイメージにならないように、バランスのとれた指導が必要!!!!

参考文献)メンテ・ザ・ペリオ   山本浩正 著


2009年8月19日水曜日

ホワイトニング

ホワイトニングのメカニズム

①ホワイトニングの主成分である過酸化水素や過酸化尿素は一定温度になると、酸素と水に分解し、分解時に発生する酸素がエナメル質の色素と結びつき歯の色素を無色透明にする。

②ホワイトニング剤から発生した酸素は、エナメル質表層のエナメル小柱の構造を角状から球に変化させる作用があり、球状となったエナメル質表面に光が反射して、曇りガラスのようなマスキング効果を得て、白く見せる。

オフィスホワイトニング
歯科医院内で行う方法で、歯面に薬剤を塗布し、可視光線を照射する事によって、ホワイトニング効果を得る。
(メリット)
・一回である程度白さを得られる
・自分で行う手間がなし
(デメリット)
色の後戻りが早い
・何度かの通院が

ホームホワイトニング
患者さん自身が自宅で行う方法で、歯科医院で患者さん専用のマウスピースを作成し、マウスピースの中に薬剤を入れて行う方法
(メリット)
・思い通りの白さになるまで続ける事が出来る
・色の後戻りがしにくい
・自宅で手軽にホワイトニングを行う事が出来る
・オフィスホワイトニングよりも低価格
(デメリット)
・白くなるまでに多少時間がかかる
・患者さん自身で行うので手間がかかる

アメリカでは歯科医院に通院せずに出来る手軽さや、思い通りの白さにでき、効果が長持ちする事から9割以上の人がホームホワイトニングを希望する。



2009年8月18日火曜日

メインテナンス

動的治療とメインテナンスのブラッシングの違い

動的治療
悪いところを改善する指導がメイン
細菌バイオフィルムが残っていて炎症が起きているところを中心に行うので、患者さんはブラッシングの効果がわかりやすく、モチベーションが高まりやすい

メインテナンス
悪くならないよう現状を維持していくためのブラッシング
磨き足りない事による炎症を防ぎ、歯肉退縮も防ぐ
歯肉が良くなっているという感覚はないので、モチベーションを維持する事が難しい
指導前のブラッシングに戻ってしまったり、ブラッシングに熱心な患者さんはいつの間にか磨きすぎによる歯肉が退縮し知覚過敏を起こしてしまう事がある


動的治療とメインテナンスでは、ブラッシング指導に差が出てくる事に留意する

参考文献)メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著

2009年8月17日月曜日

メインテナンス

データから歯肉の退縮、腫脹の捉え方

歯肉退縮量
CEJ(セメントエナメル境)から歯肉頂までの距離
数字が大きくなれば退縮、小さくなれば、腫脹が起こったと解釈する

付着レベル量
付着→プローブが止まったところに付着があると考える
CEJから何ミリ根尖までプローブが入っていくか…

付着レベル=歯肉退縮量+プロービング値


メインテナンスで、付着の喪失が上皮性の付着が剥がれたのか、結合性組織が破壊されたのかを判断する事が大切。

そのためには初診時の付着レベルがどれくらいで、どのような動的治療をしたのかを調べる。


付着レベルが同じ→動的治療で改善した状態が元に戻っている
動的治療でSRPをした→長い上皮性付着が起こりそれが剥がれた可能性が高い
動的治療で再生療法をした→結合組織性付着が失われた可能性が高い
初診時よりも付着レベルが大きくなった→どのような動的治療をしたかにかかわらず結合組織性付着が破壊された可能性があります。(このような場合エックス線写真で確認し、再治療になる可能性がある)


付着の位置を歯肉退縮量+プロービング値で捉える事により、どのような組織の変化があったかを立体的に把握できるようになる。

参考文献)メンテ・ザ・ペリオ 山本浩正 著

2009年8月14日金曜日

メインテナンス

メインテナンス時のプロービング値の変化

プロービング値の減少
・歯肉退縮
・付着の獲得
メインテナンス時は結合組織性付着が新たにできる事は稀
上皮性の付着と考えてほぼ間違いがない

プロービング値の上昇
・歯肉退縮
・歯肉腫脹
心配なのは…
付着の喪失が減ること。歯を支える付着が減るという事は歯の寿命に関わる。
(原因)
①長い接合上皮で治癒していたところの上皮付着がはがれてしまう
②結合性付着が喪失する場合、歯周病の進行を意味する

☆注意点☆
メインテナンスでは…
付着の獲得が起こる場合→ほとんどが上皮性付着による
付着の喪失が起こる場合→上皮性付着が剥がれるだけでなく結合組織性付着も失う可能性がある


参考文献) メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著


2009年8月13日木曜日

メインテナンス

歯肉の治癒形態

動的治療でポケットが浅くなる場合大きく分けて2つの治り方がある

・浮腫性の炎症が歯肉に起こっていると、炎症が消退するにつれて歯肉は引き締まり退縮する
このような場合歯肉は薄くなり浅い健康歯肉溝(シャローサルカス)に近い状態になる。

・付着の獲得によってポケットが浅くなる場合はジッパーをあげるように歯肉が根面に付着する。これには上皮が長く付着する場合と結合組織が新しく付着する場合の2種類がある。多くの場合は前者で、後者は再生療法で起こる可能性はあるが頻度が少ない。
「長い接合上皮による治癒」
これには本物と偽物の2種類があり、本物は電子顕微鏡レベルで上皮細胞と根面がしっかりとつかんでいる付着。偽物は結合組織からの側方圧で上皮が押さえつけられているだけの状態。
どちらの付着が起こっているかは、切片をとって顕微鏡をのぞかない限りわからない。
臨床ではプローブの進入を阻止できるくらいの強さがあるようであればよい。
このような治癒形態の場合はプロービング値が少し大きめになる事が多く深い健康歯肉溝(ディープサルカス)という。

参考文献)メンテ・ザ・ペリオ 山本浩正 著



2009年8月12日水曜日

レッドコンプレックス

〜歯周病は感染症〜

人間の体には約700種類の細菌がいる。そのなかの約400種類が口腔内にいる。
ほとんどは悪さをしない常在菌。

そのなかで、歯周病の原因菌は6〜8種類くらいいるとされている。

特に悪さを働くのが、グラム陰性細菌の

1、ポルフィロモナス・ジンジバリス(Pg菌)
2、タンネレラ・フォーサイセンシス(Tf菌)
3、トロポネーマ・デンティコーラ(Td菌)

が歯周病の原因菌で『レッドコンプレックス』と呼ぶ。

根尖病巣にもレッドコンプレックスが検出される。

治療前にはできるだけ歯周病の治療を行い、口腔内環境を整える事が大切!!!



メインテナンス

メインテナンスプログラム  

1、診査
〜データの処理〜

☆動的治療とメインテナンスでは、診査データを見る目を変える

①動的治療の目
・どこのポケットが深くてどのような治療が必要か??
・どれくらい改善したか??
・どこに、どの程度問題が残っているのか??

②メインテナンスの目
・悪くなっている部位はないか??
・リスクの高いところはどこか??
・リスクの高いところが安定しているか??

☆メインテナンスにおける診査システムに求められるもの

リスクの把握と変化の把握ができるシステムであること。

☆データの共有

高血圧の患者さんは自分の血圧を、糖尿病の患者さんは自分の血糖値を知っているが、歯周病の患者さんは自分のプロービング値を知らない。
データを共有することは生活習慣病の基本スタンスです。
共有データが患者さんにとって励みになるよう工夫する事は長いお付き合いのなかで大切。

(プロービングの誤差)
1㎜プロービング値が増えたときに付着の喪失が起こっている確率は50%ほど。通常誤差に含まれる。
2㎜以上のプロービング値が増えたときには本当の付着が起こっている確率は90%までに急
上昇する。


☆プロービング値の出血(BOP)

BOP(+)の意味するもの
・炎症の存在
・歯周病菌の存在
・付着の喪失リスクの存在

BOPの疫学
BOP(+)で付着の喪失が起こる確率は低いが、BPO(−)で付着の喪失が起こらない確率は高い

喫煙→BOP率下がる
アスピリン→BOP率上昇する


☆その他の診査

・歯肉退縮量
プローブでの測定、口腔内写真のダブルチェック
・根分岐部病変
・歯の動揺度
必要に応じてX線写真撮影を行う


参考文献) メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著

2009年8月9日日曜日

メインテナンス

メインテナンスプログラム

1、診査

メインテナンスにおける診査項目
・プロービング値
・プロービング値の出血
・歯肉退縮量
・根分岐部病変
・セルフケアレベル
・知覚過敏の有無
・カリエス
・修復物の脱離
・咬合時痛などの有無
・X線写真撮影(必要に応じて)
・口腔内写真撮影
・細菌検査(必要に応じて)


☆どのような診査をするか??
患者さんが何か症状を訴える場合は、まずその原因を調べて必要に応じて処置を行う事を優先させる。
メインテナンスに入っている歯周病患者さんは、動的治療で知覚過敏を起こしやすくなっている。どこにどの程度知覚過敏があるかをおおまかに把握しておき、オーバーブラッシングの傾向がないかのチェックとバイオフィルム破壊で痛みを与えないようにする。


☆患者さんにやさしいプロービングを目指す
プロービング圧、方向、根面へのプローブ先端の接触などが特に大切。
炎症がかなり強い時にはいくら注意しても痛みを与えてしまいそうになる事がある。
患者さんに痛みを与えないでプロービングし、炎症の強い所は実は弱めに測定しているので、実際はもう少し大きい値になるという事を説明すると良い。
痛みを与えてしまっても患者さんとの関係が崩れないようにする努力もつねに心がける。


メンテナンスプログラムの最初でつまずかないために、早く、痛くなく、正確に審査を行うように心がける。


参考文献) メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著

2009年8月7日金曜日

メインテナンス

メインテナンスプログラム

1、問診

2、診査   (歯周基本検査、口腔内写真撮影など)     

3、セルフケアのチェック

4、プロケア  (細菌バイオフィルム破壊、PMTC)

5、フッ化物塗布


このプログラムを限られた時間の中で行うには、ひとつひとつの処置を効率よく行い、その患者さんにとってそのときにもっとも必要な処置を重点的にできるように時間配分する。
たとえば…
・セルフケアが不十分なので、ブラッシングの再指導に重点をおく。
・プロービングで出血傾向の続いている所を中心にポケット内細菌バイオフィルムの破壊に時間を使う。
など。

患者さんにいかに満足してもらい、健康な状態で次回来院してもらえるかを考えてメインテナンスプログラムを行う。

参考文献)メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著





2009年8月5日水曜日

見学ツアー

いつもお世話になっている歯科産業の吉川さんにお願いをして、土井歯科さんと当院もお世話になっている技工所、ユニバーサルプロステックさんに見学ツアーに行ってきました。


ユニバーサルプロステックさんの素敵な玄関です。


                 
                 記念撮影です☆


           補綴物について詳しく説明していただきました。



歯科衛生士は技工士さんが作った補綴物を患者さんと一緒に長持ちするようメインテナンスする立場ですが、今更ながら無知な自分に気づき、知識を身につける一歩として、見学させていただきました。
一般診療所ですと、患者さんが直接歯科技工士さんと会うことはあまりないかもしれません。
食べる事は生きる事。髪の毛一本でも敏感に感じる口腔内で、技工士さんはおいしくものが食べられるように臓器としての歯を作る歯科医療の一端を担う医療技術者です。
細かい作業を行う技術と学問的裏付けを行う知識を持った、技工士さん方にお会いする事が出来、とてもうれしかったです。

お忙しい中、親切に説明していただき、ありがとうございました。






           土井歯科さんの素晴らしい消毒・滅菌システムの一部です。

7月に勉強会で土井歯科さんの助手さんにお会いしたのがきっかけで、見学に行かせていただきました。笑顔が素敵な方で、ぜひまたお会いし、ゆっくりお話してみたいと思いました♪

消毒・滅菌システム、活気がある診療風景、そして明るいスタッフさん、見習うべきところがたくさんありました。

診療中に見学させていただきありがとうございました☆


そしてそして、歯科産業吉川さんいつもいつもお世話になりっぱなしで…
今日はありがとうございました!!




2009年8月3日月曜日

メインテナンス

妥協的メインテナンス

なまえのとおり妥協的な動的治療のゴールを切った場合。

歯周病菌が大量に残存しているため、もっともリスクが高く、メインテナンスプログラムもフルコース、リコール期間も短く設定しなければいつ歯周病菌が暴れだすかわからない。


参考文献) メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著


2009年8月2日日曜日

メインテナンス

試行的メインテナンス

本当は歯周外科をした方が良いけれども、さまざまな状況でそれをあえてしないでメインテナンスに移行するメインテナンスの事。

歯周病菌の感染や歯周組織の破壊があり、口腔内環境の整備も不十分で、リスクが高くメインテナンスプログラムも多くなり、リコール期間も長くなる。

参考文献) メンテ・ザ・ペリオ  山本浩正 著