2009年11月11日水曜日

メインテナンス

試行的メインテナンス患者さんの口腔内

動的治療はアンダートリートメントしか受けていない。SRPで細菌叢の改善は起こっているが、歯周病菌の残存が多いため、ハイリスク部位などに潜み、次のチャンスを狙っている。

最大限の努力をして悪化を防がなければならない。動的治療は次善の策で終わっているのでもし万が一悪化すれば、タイミングをみて次の策に移る可能性がある事を伝えておく。

試行的メインテナンスの患者さんの口腔内は千差万別で、何らかのリスクの残存がある。メインテナンスにおける最大のリスクは来院の中断。それを食い止めながら問題が起こった時にスムーズに再治療に移れる関係を築いておく事が大切。


参考文献)メンテ・ザ・ペリオ 山本浩正 著