2009年7月17日金曜日

12回に渡って、小児歯科についてまとめましたが、虫歯予防がメインになってしまったので、補足をします。

当院の小児歯科の目的は生涯健康なお口を保つための基礎作りをする』です。そのためには、正しい知識を学んでもらい、口腔ケアについてアドバイスし、養育者の手を離れた後も疾患を予防できるようにする事が歯科衛生士の役割です。

ちなみに…
歯肉炎 小中学生の4割
虫歯  小中学生の半数以上
と言われています。

まだ子供だからと決めつけずに、子供自身に説明すると、4歳でデンタルフロスが使えるようになったり、虫歯になりにくいおやつを選んで食べれるようになった例もあります。

子供のメインテナンスの目的は口腔内疾患の予防はもちろん、日々成長していくお口の中をプロの目でチェックする事です。噛み合わせや歯並びについては私自身まだまだ勉強不足な分野ですが…

日々お子さんをお持ちのお母さんとお話をしていると、定期的にフッ素塗布を行う事はかなり浸透しているようです。フッ素塗布をきっかけに来院していただき、PMTCなども行っていければと思います。
そして何より、歯科医院という場所を、怖い所ではなく、お口の健康を保つために必要な場所なんだという事をお子さん自身にも理解してもらい、楽しく小児メインテナンスを行っていければと思っております!!