動的治療のゴールはメインテナンスのスタート地点
目標が歯周病を改善させることから現状維持に変わる
メインテナンスに移行する究極の基準
・プロービング値が3㎜以下
・プロービング時の出血がない
・プラークコントロールが良好
・根分岐部病変がない
・全体的な骨レベルがフラットになっている
・補綴物の適合性、清掃性が良い
・咬合が安定している
上記はあくまで究極のゴール実際の臨床では、歯周基本治療を行い歯周外科治療を行ったとしてもどこかに問題が残ってしまう妥協的ゴール、患者さんの要望や都合によるゴールの変更がある。
むりやり究極のゴールを目指し、治療が中断するよりもメインテナンスを行う方が患者さんにとってメリットが大きい。ゴールを変更する余裕が必要。
メインテナンスの中断こそが最も大きいデメリット!!!!!!
参考文献)メンテ・ザ・ペリオ 山本浩正 著