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2010年6月23日水曜日
食育
からだが求める味覚
手軽な美味しさ、目で見る美しさ、とろけるような美味しさこれらは砂糖と脂肪の演出です。
わかりやすい美味しさは脳に刺激が届きやすく仕組まれた美味しさなので、やみつきになったり、食べ過ぎてしまいます。
ファーストフードのおいしさと運動後の1杯の水、お腹がすいた時のおにぎりどちらに美味しいと感じますか??
からだが求める味覚と食を復活させるためには、選ぶ知恵が必要です。
幼少期にバランスの取れた食の体験があれば、復活は容易になると言われています。
2010年6月11日金曜日
食育
砂糖の影響
水に溶けないグルカンを砂糖から作ることが虫歯の始まりです。
虫歯菌の代表ストレプトコッカスミュータンスは砂糖からのみ不溶性のグルカンを作り歯の表面に付着し、その中で酸を溜め込み歯を溶かします。そしてこのグルカンの上に歯周病を引き起こす菌が次々に付着します。つまり、お口の中病気の始まりは砂糖の摂り過ぎが原因のことが大多数です。
砂糖を全く摂らないことはできないので、プラークを溜め込まないよう日々のセルフケアはとても大切です。
2010年6月10日木曜日
食育
子どもの肥満が増えています。世界中で幼児では約2200万人以上、学童児童の10%は過体重、肥満と言われています。
〜肥満の背景にある社会要因〜
1、身体活動の機会の減少
2、テレビ、ゲームなどの動かないレクリエーションの増加
3、ソフトドリンクの摂取
4、ファーストフード店利用の増加
甘味、塩味、油を使い癖になるような味付けのおやつが増えています。
子ども自身でおやつを選ぶことができるようにするのが理想です。
おやつでお腹をいっぱいになることのないように、3食しっかり食べて、よく遊ぶが基本ですね。
2010年6月7日月曜日
食育
2006年世界の肥満人口は飢餓人口を超えたそうです。先進国だけではなく、発展途上国にも肥満人口が増えています。その大きな要因として加糖飲料の増加、誰でもどこでも安くて美味しいものが手に入り、運動量が少なくなったことがあげられます。生きるために食べる時代から、美味しさを求め食べる時代になりました。
虫歯予防から、からだの健康に結びつく食を通した保健指導ができればと思います。
2010年6月4日金曜日
いきつくところ
食育基本法が平成17年に制定されました。食育とは国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保が図れるよう自らの食に関する様々な知識と食を選択する判断力を身につけるための学習をさします。
次から次へと虫歯になる、歯ぐきの炎症が治まらない。原因はなんだろう?と考えると生きることの基本である食と深い関係があることに気づきます。
今までは主に子供に虫歯にならないように間食や砂糖の取り方の指導だけを行ってきましたが、それで良いのだろうか?と最近考えるようになりました。
朝昼晩の食生活を無視し、間食指導のみを行うことは口腔を単体で捉え、全身の一部分であるという基本を忘れれいることに値するとおもいます。
身体に良い食生活=お口に良い食生活です。
まだ勉強中ですが、少しずつ患者さんに食生活のお話ができればと思っています。
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