先日祖父が亡くなりました。
予約を変更して頂いた患者様にはご迷惑おかけしました。
たった1ヶ月の間にご飯が食べれなくなり、水が吸えなくなり、水を飲んでもむせてしまい、最後には酸素吸入器をつけて唇と舌がくっつくくらい乾燥し、痰が絡んで息が苦しそうな祖父を見ながら歯科衛生士として、患者さんの口腔に生涯責任を持ちたいと考えていましたが、何もできない自分が恥ずかしくなりました。
責任を持つためには自分にはまだまだやらなきゃいけない事が沢山ある事、「生涯健康で過ごしもらいたい」でも最後の時は必ず来る事をちゃんと受け止めていきたいと思いました。
そして来てもらうのが前提のメインテナンスだけでなく、医院に来られなくなってしまう状況になっても口腔ケアを続ける事が当たり前でなければいけないと思いました。それが歯科衛生士の可能性も広げる1つではないかとも思います。
急な事だったのでなかなか気持ちの整理がつきませんでしたが、祖父のようにいつも背筋を伸ばして仕事を通して社会貢献できるように生きて行きたいです。